解決事例
2026/09/08 2026/09/15

使途不明金との指摘に対して、詳細な記録(メモ)が功を奏した事例

事案の概要

被相続人と同居していた相続人が、被相続人の死後に同人の預金口座から金員を引き出し、葬儀費用などを支払っていたという事案です。相手方である相続人から当該引き出しを「使途不明金」だと指摘され、不当利得返還請求を受けました。

しかしながら、葬儀費用等を支払っていた相続人がその支払について領収証を保管しており、領収証がない(性質上もらえない)ものについても詳細なメモを残していました。これを資料として調停に提出したことにより、相手方の使途不明金の主張は事実上取り下げられました。

解決のポイント

遺産である預金口座からの引き出しは、使途不明金または相続人による使い込みだとして争いになることが少なくありません。使途に関する記録を詳細に残しておくことが紛争を避けるための有効な手段です。


【執筆者プロフィール】
弁護士・税理士 真鍋亮平
(福岡県弁護士会・九州北部税理士会所属)

「相続」を専門分野として、紛争化した案件(遺産分割協議・調停・審判)だけでなく、遺言書作成・遺言執行、生前対策、税理士のご紹介、税務調査への対応まで一貫してサポートしています。お気軽にご相談ください。

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